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編集長:佐藤 伸一

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   トップ>フィットネスQ&A>フィットネスQ&A 17
フィットネスクラブで運動をする時、血圧を下げる目的で運動をするとすれば、どのような事が効果的なのでしょうか?
これは何気に難しい質問ですね。何がどう難しいかというと、この質問は医療の分野だからです。僕はフィットネス・インストラクターなので、いわゆるフィットネスやストレングスという分野に対しての指導はできるのですが、医療の分野についての指導はできないのです。医療の分野について指導ができるのはいったい誰なのか?というと、それはお医者さまです。『○○の病気のためには○○のトレーニングがいい』ということを考えるのはお医者さまの仕事であってインストラクターやトレーナーの領域ではないのです。民間のスポーツクラブなどで、たまに高血圧や糖尿病、ケガのリハビリなどを指導しているインストラクターを見かけるのですが、それ事態が違法行為であり越権行為なのです。『医者に運動処方を立ててもらってその処方に基づいて指導をしていく』というところからがインストラクターの役割なのです。
ストレッチ(スタテック)を行うときの秘訣を教えてください。
ストレッチを行う上でいくつか考慮しなければならない点があります。以下にポイントをまとめたいと思います。

@ 反動をつけずに行うこと
静かにゆっくりと、スタティック(Static:静的)に行い、筋や腱に程よい緊張が感じられたところで、動作を止めて、そのままの姿勢を10〜15秒間保持し続けるというやり方をします。

A 段階的に行うこと
はじめに10〜15秒間姿勢を保持できたら、筋や腱を休めるために一度姿勢をほぐし、次にまた20〜25秒間姿勢保持を行い、さらにまた30〜35秒間これを行うという具合に、段階的に時問や強度を増してゆくのが、ストレッチングの好ましいやり方です。いきなり強い負担をかけるやり方をすると、かえって筋や腱を痛めることがあります。

B オーバー・ストレッチングをしないこと
筋や健は、ある程度緊張が感じられるまでストレッチしないと、ストレッチ効果が生じませんが、痛いのを我慢して無理にストレッチすることは禁物です。無理にストレッチすることを『オーバー・ストレッチング(OverStretching:過伸展)』と呼び、逆効果であるばかりか、筋や健を痛めることがあります。強過ぎず弱過ぎず、加減をしながら行うことが大切です。

C 自己のペ一スで行うこと
身体の柔軟性には個人差があります。同一個人でも、日によって柔軟度が異なることもあります。また、身体の部分によって、柔軟な関節とそうでない関節がある場合もあります。同じ関節でも、曲げたり捻ったりし易い方向としにくい方向があることもあります。ストレッチングは、他人と競争して行ってはいけません。マイペースで行うことが大切です。前回はあそこまでできたから、今回はここまでできるはずだとか、左側はあそこまでいったから、右側も同様にいくはずだというふうに、自分自身と競うこともやはりいけません。常に、その時々の筋や腱の状態に合わせて、適度で無理をしないで行うことが効果を上げるための秘訣です。

それ以外にも、体を温めてから行うこと、伸ばしている部位を意識しながら行うこと、呼吸を止めないことなどがあります。

ストレッチングは、リラックスをして行うことが大切です。呼吸を止めたり、歯を食いしばったりして行ってはいけません。ごく普通に呼吸ができる範囲内でストレッチを行ってください。
ACSM−HFI、NSCA−CPTの受験に役立つ書籍があれば教えていただきたいのですが...
関連書籍を列挙します。

●ACSMには
『運動処方の指針』運動負荷試験と運動プログラム 南江堂 3,675円(税込み)

●NSCAには
『ストレングストレーニング&コンディショニング』12,600円

『CPT受験ハンドブック』5,500円
『CPT模擬問題集』(ビデオ問題付き)4,000円、
はNSCAジャパン事務局で販売しているものですから書店などでは出回ってはいません。詳しくは協会にお問い合わせください。

ただ、これらの書籍は試験の最後の仕上げに行うものと考えた方が良いかもしれません。NSCAにしてもACSMにしても独自の見解、指針などがありますから、書籍はそれらを見極めるものと思ってもらえば良いのではないでしょうか?
まだ、時間があるのなら、『健康・運動指導者のためのフィットネス基礎理論(改訂版)』『新・図解 機能解剖学』『フィットネス指導者のためのザ・ワークブック』をみっちりやっておけば大丈夫だと思います。
ゴムチューブを利用した大臀筋を鍛える方法を紹介してほしいのですが...
それでは今回、『ヒップエクステンション』という種目を紹介したいと思います。

@ 四つんばいになり右手でゴムチューブの片側を持ちます。途中、右膝でゴムチューブを固定し、ゴムチューブのもう片側を左足に固定します。
A 左足を伸ばしながら、足を床から持ち上げます。(無理に足を持ち上げると腰椎に負担が掛かってしまうので気をつけてください)
B 以後、これらの動作を繰り返します。(運動動作が完全に終了するまでは膝を床面に触れないよう慎重に動作を繰り返します。)
 
お尻の筋肉とは一般的に大臀筋を指します。大臀筋はハの字についている筋肉なので足を持ち上げる際、その流れに沿って足を若干外側に広げながら持ち上げると効果的だと思います。また、大臀筋は股関節の伸展動作及び股関節の外旋動作を司っている筋肉でもあるので足を持ち上げる際、つま先を外側に広げながら行うと効果的だと思います。大臀筋を鍛える際、『股関節を外旋させる』『ハの字に足を広げる』というのは他の種目においても同じです。(股関節を伸展させるということは当然のこととして...)大臀筋を最大収縮させるのにはとても有効な動きです。
トレーニング関係の資格を取りたいのですが、何をを取るのが一番良いのでしょうか?
どの資格が良いのかというのは今後、あなたがどんな方向性で活動していくのかによっても異なると思います。例えば日本の公共施設、民間スポーツクラブなどで活動していきたいと考えるのであれば健康運動指導士が良いと思います。僕はそれほどこの資格が価値があるとは思わない(全然難しくないからです)のですが取得しておくと就職などにやや有利になるはずです。他の資格でも良いとは思いますが、日本においては今のところ健康運動指導士が高い位置にあるようです。もし、あなたが資格を取るのであれば就職に有利なもの、取得する価値の高いものが良いと思います。はっきりいって日本の資格の中には価値なんかほとんどない資格は山ほどあります。あえて名前はいいませんがお金さえ払えば誰でも取れてしまう資格が多いのが現状です。そういう点でいえばACSMのHFIやNSCAのCPTは少しは価値があるのではないでしょうか?それなりに勉強しないと取得できないと思います。
しかし、資格をとったからといってそれで全てOKというわけではありません。(取得していてもたいしたことない人だって山ほどいます)資格をどう生かすかはやはり本人次第だと思います。